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超現実主義(シュルレアリスム)

このブログで前回、プログレッシヴ・ロック界の

大御所ピンク・フロイドについて取りあげましたが、

今回はその流れを少しくんでいます超現実主義(シュルレアリスム)

についてお話します。

人間誰でもトシをとれば、社会の原理組織やその成り立ちについて

難なく理解を示すものです。人間はいつも欲深くずるい生き物ですから、

シュルレアリスム芸術の世界のなかにも、図々しく御邪魔して

理解を深めてしまうのでしょう。かく言うワタシも

マルセル・デュシャン、ジョ­ルジュ・デ・キリコ等の形而上画家の

世界に、いたく同感してしまいました。


《マルセル・デュシャン/階段を下りる裸体 (No.2), 1912年》


《マルセル・デュシャン作品集/MARCEL DUCHAMP》

ところで、超現実主義者、つまりシュルレアリストの世界とは

どんな定義かしらべてみました。それによりますと・・・。

《シュルレアリストの考え方》

●現実を離れた別の世界に「超現実」があるのではなく、
 現実の世界に「超現実」は内在し、現実とつながって隣接した
 世界であると考えた。

《シュルレアリスムと無意識》

●オーストリアの精神分析学者フロイトは、人間の心は三層
 (意識、前意識、無意識)の構造で成り立っていると考えた。

つまり、

意識=(今、気づいている心の部分)

前意識 =(いま気づいていないが、努力によって意識化できる心の部分。
        「夢」や「狂気」となって現れる)

無意識 =(抑圧されていて、意識化できにくい心の部分)


そして、超現実主義者たちは“無意識”の存在を前提として、

美や芸術や人間の問題を考えなければならないと考えた。

  ↓

芸術的創造は「無意識」の内に宿っている

  ↓

「無意識」に創造の源泉を見て、そこから湧き出るイメージを
形象化(作品化)する。


《シュルレアリスムと夢・夢を記述する》

フロイトは、「夢」は前意識の産物で、無意識にあるものが

少し形を変えて前意識まで上がってきたものが「夢」だと考えました。

夢は無意識を知るための大きなヒントであり無意識からのメッセージなのです。
 
・・・・・                       

このようにして超現実主義者たちは、夢の世界を人間にとって最も制約のない

自由な世界であると考え、夢と現実が出会う「超現実」こそ自由な創造を可能

にすると考えました。(以上、資料より。


・・・大人になればなるほど、意識、前意識、無意識に欲をからめて斜めに読んで

判断しがちで、また、自己中心的に利得を獲得しようと画策するものです。

それが自由な資本主義社会の象徴につながり、人間の良しあしが読めるのも

苦い経験話しかない私たちの現実の世界からの訴えなのでしょう。


           




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テーマ : art・芸術・美術
ジャンル : 学問・文化・芸術

青木繁展

   

8月の曇りの週末、かねてから楽しみにしていた「青木繁展」

東京・石橋ブリジストン美術館に訪ねました。

      

正式には「没後100年 青木繁展ーよみがえる神話と芸術」です。

“100年前の春に青木繁はひっそりと世を去りました。28歳8カ月でした。

短いながらも、貧しさのなかで奔放に生きたその生涯は、鮮やかな伝説に

彩られています。東京美術学校在学中、日本神話をみずみずしい感覚で描いた

作品によって、青木は画壇に颯爽と登場します。・・・”(資料

かつて、美術の本で見た「海の幸」や「わだつみのいろこの宮」が

今でも気になって、明治という新気風の日本史は私達に何を語りたい

のか、探求してみたくなりました。


『輪転』1903年


『自画像』1904年


『天平時代』1904年


『海の幸』1904年重文


『海景(布良の海)』1904年


『大穴牟知命』1905年


『わだつみのいろこの宮』重文1907年

゜・*・゜゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*:.。..。:*・:*・゜゜・*・゜゜・*・

≪青木繁という人物 ひとことメモ≫
   
●1882年7月13日、旧久留米藩士・青木廉吾の長男として、
福岡県久留米市荘島町に生まれる。


●1899年17歳で上京。このとき島崎藤村「若菜集」をもっていったといわれる。
ヨ-ロッパの世紀末芸術に通じる浪漫的傾向をもともともっていた。

●1900年東京美術学校西洋画科選科に入学し、黒田清輝らの指導をうける。

●在学中の1903年、白馬会第8回展に「黄泉比良坂」などの神話画稿10数点を出品し、
その作品の中にある理想主義的なところを認められ、その年から設けられた
白馬会賞を受賞して、華々しくデビュ-した。

●1904年東京美術学校を卒業。坂本繁二郎、森田恒友、福田たねらと
房州(千葉県)布良ですごし、このとき「海の幸」など、海を題材にした作品を
制作した。

●1906年冬から福田たねの実家(栃木県水橋村)に滞在した青木は、
「わだつみのいろこの宮」を描きあげ、作品を持って上京し1907年3月
東京府勧業博覧会に出品した。青木の大きな期待に反し3等末席であった。
白馬会受賞と、「海の幸」が好評を得たあとは全く認められなかった。
8月には父危篤のため久留米に戻ったが、家族と衝突して放浪生活に入り、
福岡、佐賀を転々とする。

●1910年に喀血し福岡松浦病院に入院。翌春死去。28歳。

゜・*・゜゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*:.。..。:*・:*・゜゜・*・゜゜・*・

・・・このように若くして夭折しましたが、若い頃に福田たねとの間に幼い子を

もうけて写真や子供の顔をモチーフにした洋画風の油彩も残っています。

田舎の風景、海、女たち、自画像など素朴なテーマは“近代日本美術史の上で

著名な洋画家であるように日本の古代神話などをモチーフにした浪漫的色彩の

濃い画風は西洋美術の物まねではない独自のものとして高く評価されている。”

のがよく理解できました。若さから溢れる豊かな感性がありました。

週末なので館内は中年の方々、若者連れが半々でなかなか混んでいて

大盛況でした。お盆の後なので、ご先祖様の時代にタイムトリップできて

有意義なひと時を過ごすことが出来ました。


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ウィリアム・モリス美術

      
        『ケルムスコット・ハウス、モリス邸』


「生活と芸術-アーツ&クラフツ展」は2009年1/24~4/5まで

東京都美術館で開催されていました。(場所:上野公園)ワタシも美術館に

訪問しました。もう2年前になります。繰り返される壁紙の模様やイングリッシュ

ガーデン風にあしらわれた庭園、インテリア家具のコーディネートなど、

中世のヨーロピアンの上品な暮らしがイメージできてとても憧れます。

          

      


≪参考~アーツ・アンド・クラフツ(Arts and Crafts Movement)≫

ウィリアム・モリス(William Morris, 1834年~1896年)は、
 19世紀イギリスの詩人、デザイナー、「モダンデザインの父」と呼ばれる。

●ヴィクトリア朝のイギリスでは産業革命の成果により工場で大量生産された商品が
 あふれるようになった。反面、かつての職人はプロレタリアートになり、
 労働の喜びや手仕事の美しさも失われてしまった。
 モリスは中世に憧れて、モリス商会を設立し、インテリア製品や美しい書籍を
 作り出した(植物の模様の壁紙やステンドグラスが有名)。
 そして、これら自然や伝統から美を再発見した。19世紀後半イギリスで興った、
 生活と芸術を一致させようとするモリスのデザイン思想とその実践
 (アーツ・アンド・クラフツ運動)は各国に大きな影響
 を与え、20世紀のモダンデザインの源流にもなったといわれる。
 モリスが主導したデザイン運動(アーツ・アンド・クラフツ運動で ある。

      
        『タペストリー』

      
        『代表作/いちご泥棒』

モリス商会の壁紙
 ヴィクトリア朝の時代、産業革命の結果として大量生産による安価な、
 しかし粗悪な商品があふれていた。モリスはこうした状況を批判して、
 中世の手仕事に帰り、生活と芸術を統一することを主張した。
 モリス商会を設立し、装飾された書籍(ケルムスコット・プレス)
 やインテリア製品(壁紙や家具、ステンドグラス)などを製作した。
 これら作品より「用の美」を見出した民芸の美意識に出合える。


      
        『壁紙アート作品シリーズより』

      
        『同/ひなぎく』
     
      
        『インテリア家具』 
 
      
        『インテリア家具』 

それでも当時は、こんな暮らしの提案は贅沢で庶民には手が届かなかったそうです。

しかし、21世紀のイマでもこのモダンアートは生活に影響を与え続けているのですね。

(装飾アートで有名なロンドン、ヴィクトリア&アルバート美術館との

共同企画の美術展でした。)

ワタシは日本人ですが、やはり生活の中の芸術って女性にとっての憧れです。



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