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日はまた昇る

   

良い響きのことばとは、人を惹きつけ記憶に残るものです。

ワタシは感じのいいことばに出合うとメモしています。最近はケイタイにメモ機能があり、

便利なので外出先でもよく利用しています。

元々ワタシは文学部でした。学生時代から本を図書館で借りる際、背表紙のタイトルで選ぶ

場合が多かったです。たとえばヘルマン・ヘッセの「みずうみ」、「車輪の下」、トラバースの

「風にのってきたメアリーポピンズ」、サン=テグジュペリの「夜間飛行」など、当時の時代や

世界と対峙しながら生きぬいた人たちのイメージとは逆に爽やかなタイトルが、とても魅力的に

感じます。これらは世界の人々が手にする本なのですから、その偉大な存在は素晴らしいことです。

ところで日本は戦後とても豊かな国になりました。これは文学者にとってもそうで、

飛躍的に戦後高度成長期の風にうまくのって平和で暮らしやすい文学の世界を日本に構築した典型だ

と思います。数々の文学賞がありますが、その多くがタイトルの良さにも関わり深いのではない

でしょうか。ちなみにワタシが気に入っているのがいくつかあります。


●川上未映子「すべて真夜中の恋人たち」
 (フランス語の直訳みたいで簡潔ながらすっきりしてステキ!)
●島田雅彦「僕は模造人間」
 (ロシア文学研究専門家らしい、ハッとしてしまう渋い視点です。)
●安部公房「砂の女」
 (大陸生まれで第二次世界戦争の世代らしいキレ者だな~。
 人物に興味あります。)
●橋本 治「巡礼」
 (そうか、ワタシ達は世界の巡礼者達の波のなかに存在していたのか、と
  気がついたコトバでした。さすが真打ち。←ワタシはファンです。)
●椎名 誠「さらば、国分寺書店のオババ」
 (もはや文句ナシ。こんなワタシが吉祥寺の学校を受験するきっかけに
  なったコトバです。)
●星新一「天国からの道」
 (父が亡くなってから購入しました。うまいことを言うもんだなと
  思いまして。「天国から来たチャンピオン」なんて映画ありましたよね。
  これらはキリスト教系の考え方なんでしょうか。)
●筒井康隆「漂流」、「聖痕」
 (先生は朝日新聞で連載を続けています。「聖痕」の完成が楽しみです。)


結局、ヒトは皆誰も道が行き止まりになったとき、なんとか明日を見つける

ためのヒカリや教えを得たいといつも願うものなんですね。

また逆に、昔「悪魔の詩」という サルマン・ラシュディの著作が問題になり

ました。この本が、コーランやモハメットを冒涜しているとして、作者は

かのイランのホメイニ師によって死刑宣告されたのだそうです。

このように、生きたいと願う心も、死を望むという願いも結局は人間が

その天秤を量っているものだからでしょう。いまだに日本にははっきりした統一の

ことばがなく、たくさんの書物や新刊本に囲まれて埋もれそうなんですが、

ヒトがそれぞれ書物を選んで自由な時間を楽しめるということは、人間に与えられた

至福の時間であることの証明なのだと思います。「明日は明日の風が吹く。」

   






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テーマ : ことば
ジャンル : 学問・文化・芸術

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